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祖母の旅立ち

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御歳97の父方の祖母が旅立った。

私は両祖父母が存命だったため
それぞれの旅立ちを見届けられ
大変恵まれた事だったなぁと
改めて感じ入った。

これで全員を見送った事になる。

祖父は何故かカメムシになり
和尚さんの襟飾りのように登場し

祖母は生前言っていたように
風に溶け 鳥のさえずりとして歌ってた

孫からの贈る言葉ではじまり
教会のお説教みたいな法話
讃美歌みたいな歌
そんな葬儀だった。


近年は会う度にお別れする気持ちでいたから
思っていたより冷静な自分に少し驚くも
お寺の住職さんの好意で
長年クリスチャンだった祖母の為に
孫からのお別れの言葉から始めて頂いたら
語りはじめからすでに胸が詰まり
涙ながらのお別れの言葉になってしまった。

祖母とは学生時代の最初の1年目
祖父が亡くなり間も無くだったのもあり
お婆ちゃんの側に居てあげたいなという気持ちと
祖母の元なら安心して家を出せる
そんな気持ちから共に暮らした。

デザイン系の専門学生だったから
毎日課題に追われる中
徹夜みたいな日もあったけど
お夜食差し入れてくれて
最初から独り暮らしだったら
心細かったり、
生活サイクルを掴み辛かっただろうから
本当に感謝して居る。

洋裁で家計を支え
博識だった祖母

哲学の話から政治の話
芸術の話と
夜な夜な色んな話をして
大人同士としての時間
あの時の短い時間だったけど
深い絆は言葉を介さないコミニュケーションとして
いつも私たちの間に流れて居た。

結果、在学中の全ての時間とはいかなかったけれど
その後も ただいまぁ!っとフラッと帰ったり
寄ったりできたのは
祖母の人柄故だと思う。

大正時代の女は
凛として美しく
常に意識の中に自分の美学を持って居た。

弱虫で泣き虫な甘えたな面もあったけど

気丈で感性豊かで活力ある生き様は
見習い尽くせない偉大さもある。

祖父が亡くなってから
随分長い間1人で居たけれど
ひ孫達にも囲まれ
そういう面では賑やかだったのでは?と思うが

愛する人に会えない寂しさを
いつも切なく語る様子は
いつ聞いても胸を締め付ける思いがした。

ニヤっと笑いながら
ブラックジョークを云う貴女が
私はとても好きだ。

贈る言葉の時には
言い尽くせなかった色々があるけれど
貴女の美学やバイタリティ
しっかり受け継いで生きて参ります。

いつも気に掛けて下さり
ありがとうございます。

貴女の深い慈愛が
これから先も継承されていくでしょう。

お爺ちゃんに
アイスクリーム食べさせてもらってね(笑)




ありがとう。
愛しています。




祖母へ贈る言葉。



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by universe-love | 2017-06-02 10:08 | ひとりごと | Comments(0)
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